学校の学習過程で電気回路について教わります。
今、電気関係でもっとも注目されているのが電気自動車です。
電気自動車は、利便性でまだまだガソリン車に及ばないので、今後も「電気」は発展が期待される分野です。
ところで。7年前から日産リーフに乗っています。
現在の電気自動車の構造は、ガソリン車とそんなに変わりません。ガソリンエンジンがあったところにモータを置き、ガソリンタンクの代わりにバッテリーを積んでいるだけです。
ただ、バッテリーは重いです。
ガソリン車の場合、ガソリンの量が減っていくにつれて軽くなっていきます。しかし、バッテリーはいくら走っても重いままです。そのため、タイヤも車重に耐えられるように太いものを履いています。
重いバッテリーはフロアの下に敷き詰められています。そのため、車の重心は低く、重く安定した走りが特徴です。
さて、電気自動車は「充電が必要」です。
凄まじい量の電気を充電します。

写真は急速充電器の表示ですが、399 Vで120 Aの電気が車に流れています。これは直流電流です。
一般に、人間に 6 A の電気が 1秒間流れると、心停止すると言われています。
…120 A は 6 A の20倍です… もちろん、有資格者が扱う電圧や電流はもっと大きいです。しかし、一般の人が使用する電気としては、電気自動車が登場するまであり得なかった高電圧高電流です。
今は、もっと高出力の充電規格もあるようで、電圧が 1000 V ~ 1500 V、電流が 400 A と、考えられないほどの電気が身近なところに存在しそうな世の中になっています。
これだけの電気を扱うには、電気自動車本体はもちろん、充電器や送電インフラなども、この負荷に耐えられるようになる必要があります。また、発電技術と充電技術の革新も必要です。
エネルギー問題は今後もずっと我々を悩ませる問題です。そのため、電気の知識と革新的なアイデアを持つ人材を、世界は欲し続けることになります。
ところで、電気自動車の利便性ですが、かなりの制限があります。走行時は、常に残りの電気量を意識せざるを得ません。特に、上り坂ではあっという間に放電していきます。油断大敵です。
また、出先に設置されている充電器は、利用時間が短縮されたり、使用できないまま放置されたりと、今の日本では電気自動車に対する意識が低下しています。充電場所まで行って、充電器が使えないときの絶望たるや…
スマートフォンを充電するように、自宅で車を充電できますが、消費される電力は凄まじく、充電中は家全体の消費電力に注意が必要です。
電気自動車は面白い車です。特に大容量バッテリーの恩恵は素晴らしく、上り坂の頂点まで行ければ、下りで位置エネルギーを電気エネルギーとして回収できます。ハイブリッド車の充電可能量とは別次元です。ただ、利便性的に考えると、30年前のガソリン車に乗っているイメージです。子供のころ、旅行先でガス欠を心配しながらガソリンスタンドを探した記憶がよみがえります。あの頃の車にはクーラーが付いていませんでした。夏は暑かったです。今の電気自動車も消費電力を抑えるためにエアコンを付けずに走ることが多いです。

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